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投資信託(その2)

なんで学校でお金のこと教えてくれへんかったん?

ほんまに知識武装せなあかん。

お金の学び、記録していくで!!

 

ETF(上場投資信託

(問)正しいか誤りか

ETF(上場投資信託)は、上場株式と同様に証券取引所を通じて取引され、成行や指値による注文も可能やで。

 

A.正しい

 

ETF(Exchange Traded Fund)というのは、証券取引所に上場されている投資信託のことで、上場投資信託とも呼ばれんで。

株式と同じように、指値注文や成行注文で売買することが可能やで。

また、一般的な投資信託より信託報酬が安い傾向にあり、購入時の販売手数料もかからへん。

ただし、株式と同様に買い注文時と売り注文時の両方に売買手数料がかかるんやで。

 

☆MRF

(問)正しいか誤りか

MRF(マネー・リザーブ・ファンド)の投資対象は、信用力の高い大企業の株式や社債が中心となってるねん。

 

A.誤り

 

MRF(Money Reserve Fund)は、国債や地方債、短期の社債といった安全性の高い公社債を主な投資対象とした投資信託でんねん。

1円単位で売買でき売買手数料もかからないことから、証券会社における普通預金のようなものと位置づけられてんで。

MRFと同様に安全性が高いとされているMMF(Money Management Fund)と異なり、取得日から30日未満で解約しても信託財産留保額が差し引かれることもあらへん。

ただし、MRFの利回りは、MMFよりも低くなるのが通常やで。

 

投資信託のコスト

(問)

投資信託の受益者が負担するコストのうち、(   )は、ファンドの運用や管理の対価として信託財産のなかから日々差し引かれんねん。

 

A.信託報酬(運用管理費用)

 

投資信託の受益者(購入者)から見ると、投資信託には次のようなコストがあんで。

  • 販売手数料
  • 信託報酬
  • 信託財産留保額

販売手数料は、投資信託の購入時にかかるコストやで。料率は投資信託を販売する金融機関によって異なり、ノーロードファンドと呼ばれる購入手数料のかからない投資信託も存在すんで。

信託報酬は、投資信託保有中にかかるコストやで。信託財産の中から定期的に差し引かれんねん。

信託財産留保額は、解約時にかかるコストやで。投資信託が解約されると、受益者に払い戻しをするために組み入れ証券等の売却が必要になんねん。

この時かかる売却手数料といった費用を、受益者間の公平性を保つために解約する受益者に負担させる仕組みやで。

ただし、信託財産留保額は投資信託によって異なり、信託財産留保額がかからない投資信託もあんで。

 

☆普通分配金と特別分配金

 (問)

追加型株式投資信託を基準価額1万2000円で1万口購入した後、最初の決算時に1万口当たり400円の収益分配金が支払われ、分配落ち後の基準価額が1万1700円となった場合、その収益分配金のうち、普通分配金は( ① )であり、元本払戻金(特別分配金)は( ② )でんねん。

 

A.①100円 ②300円

 

投資信託では組入財産から利子や配当といった収益が得られた場合には「分配金」が支払われんねん。そして、この分配金に対しては、上場株式の配当金と同じように課税されるのが原則やねん。

ただし、分配金の支払いによる信託財産の減少によって基準価格が低下して購入時の基準価格を下回った場合には、購入時の基準価格を下回った分については元本の払い戻しとみなされ課税はされへん。

分配金のうち、課税される部分のことを普通分配金、課税されない部分のことを特別分配金と呼ぶで。

問題の場合には、1万口当たり400円の分配金が支払われてるねんけど、基準価格が1万2000円から1万1700円へ300円低下してるねん。

つまり、配当金400円のうち400-300=100円が普通分配金で、基準価格の低下分300円が特別分配金(元本払戻金)ということやで。