日本の税制(その2)
なんで学校でお金のこと教えてくれへんかったん?
ほんまに知識武装せなあかん。
お金の学び、記録してくんで!!
☆暦年課税
(問)正しいか誤りか
所得税は、原則として、毎年4月1日から翌年3月31日までの期間に生じた個人の所得に対して課される税金でんねん。
A.誤り
所得税の税額は、毎年1月1日から12月31日までの1年間(暦年)に生じた所得の金額に基づいて計算すんで。
そして、確定申告を行う場合は、原則として、翌年の2月16日から3月15日までの間に確定申告書を作成し、税務署に提出する必要があんで。
☆納税方式
(問)
所得税は、納税者自身が1暦年間の所得金額と、それに応じた所得税額を計算のうえ、確定申告を行い、その申告に基づき自主的に納付する( )方式を基本としてんねん。
A.申告納税
所得税は、納税者自身が税額を計算し、確定申告と納付を行う「申告納税方式」を基本としてんねん。
これに対して納税者ではなく、国や地方自治体が納税額を計算して確定する課税方式のことは「賦課課税方式」といい、賦課課税方式の税金としては固定資産税や不動産取得税などがあんねん。
「源泉分離課税」は総所得金額にかかわらず受け取り時に課税される方式、「予定納税」は前年の所得税が一定以上ある場合にその年の所得税の一部をあらかじめ納付する制度やで。
☆消費税
(問)正しいか誤りか
居住の用に供する住宅の貸付(貸付期間が1カ月に満たないものを除く)には、消費税が課されへんで。
A.正しい
住宅用としての建物の貸付には、貸付期間が1カ月に満たない場合などを除いて消費税は課されへんで。
土地の譲渡や貸付についても同様でんねん。
不動産の取引に関して消費税が課されるのは、事務所などとしての建物の貸付や、建物の譲渡のときだけやで。
さらに、消費税の課税対象となるのは事業者が事業として行う取引だけなんで、事業者でない個人が不動産を売却したような場合にも、消費税を納める必要はあらへん。